2017.05.02
ヨガを求め追及するほどに表現は沖先生の言葉とは違うものなりますが、その基の思いは沖ヨガそのもので、先生の残されたものを読むたびにそうだそうだ!、そうなんだ!! と思います。
私たちの人生の在り方は思いだけでは達成できない。姿勢や呼吸が調ってこそ仕事も家庭も人間関係も豊かなものになり自身の生きがいが大きく深くなる。そのためには自分に必要なことを観念的ではなく、一つ一つ丁寧に実行してこそそれが達成される。このことを表現する人生をこれからも歩みたいと思います。会員の皆様のご協力のおかげで前に進んでいます。ありがとうございます。
とってつけたようにこんなことを書いたように見えるかもしれないけれど、沖ヨガを標榜する人でも、ヨガとは似ても似つかぬものをヨガと呼んではばからない世の中で、声を大にしてもなにも起こらない。どのみちごくわずかな人にしか伝わらないことなのだから、淡々と小さい声で話していこう、聞きたい人はきっと耳を澄ませて聞き取ってくれることだろう、とあらためて思ったのです。
今日は『人間としてどう生きるか』という沖先生の著書の中で大切なことがとても端的に表現されているたった三行に目が引きつけられました。(昭和53年(1978年)4月にナツメ社から発行されたけれどすぐに絶版になった)
この本の122頁です。
肉体訓練のコツは、笑いの状態で行うことです。精神訓練のコツは、感謝する心を持って行うことです。
生活訓練のコツは、楽しむことです。心の訓練は、感謝・懺悔・下座・奉仕することです。
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