2014.06.17
先日永平寺に行ってきました。
行かれたことのある方はご存知と思いますが、
迷路のように法堂、僧堂、仏殿、等々が並んでいて、全部回るには、ピカピカに磨き上げられた階段(お掃除も半端ではありません。ご修行なのですね)を上り下りしながらぐるぐる回ると云った感じです。
法要をするのに、長いこと座るということを想定して行ったので、スカートにストッキングを穿いていました。
不覚でした。滑って歩けない!!
一段一段滑って転ばないように気を付けて歩いて周っているうちに、相当、足に力を入れて歩き回っていたのです。
法要の順番が来るまで2時間位階段を上り下りしたのでしょう。
気が付けばふくらはぎがパンパンにはっているのです。
さて問題はここからです。
3日位、揉んでもほぐしてもどうにも張りは取れないのです。
歩いても、座っても痛い。
レッスンが出来るかしらと心配しながら教室へ行き、痛いのを我慢しながら、動いているうちに、いつの間にか張りが緩んできていました。
全身を使っているうちに血流が整っていったのでしょう。
痛いからと云って其処ばかり緩めようとしていたのが間違いだったのです。
「ふくらはぎを揉めば……」「ふくらはぎ健康法」等色々本が出ています。
ふくらはぎを柔らかく、血液が流れやすい状態にしておくのは大事なことです。
しかし、ふくらはぎを揉みさえすれば、血圧が下がり、病気知らずになるというのは、嘘ではないけれど、本当でもないように思います。
とにかく、血行を整えると云う事が一番!です。
そのための、ひとつの手段としての「ふくらはぎ…」でしょう。
部分で捉えず、丸ごと命の働きを相手にして、
気を巡らせ、血流を整えましょう。気が血を運びます。
この記事へのコメントはありません。