2014.03.11
心の働きは身体に影響しますよ。「そうですか?」
いつも言い続けていますが、
心も身体も同じ血液を使い同じ頭の働きから指令を受けていますよ。
というと、「そうですね~!」と納得する方が多いです。
個人指導にいらしたHさん(若い男性)は視力回復が目的でした。
身体をみると、やはり精神的なことも大きく影響している身体の状態でした。
気分が退けたり、自信が持てない、
けれど頑張らねばというからだの状態は、背骨と腰の繋がりに無理が出ます。
捻じれが入って歪みます。
腰は要、身体の中心です。その人の土台になる部分です。
気分が前向きで、やる気の出ている時には腰はしっかり安定します。
しかし、気持ちが先走っている場合は首が前に出て、気が上がり腰に力は入りにくい。
Hさんは腰の力はあるものの、捻じれ、退けた状態になっていました。
もう一歩踏み出せない人間関係があるかな?
「あっはっは、わかるんですか?」
解りますとも!!身体は正直に語ります。
なぜ?言わなくても良い事を云うかというと、解ることを知らしめる為ではないのです。
解っちゃうから、楽になりなさいという事です。
気分が引っ張るからだの状態は、気分を解放すれば後は、整えるだけです。
整える事を邪魔する心の状態を解放する。
これは、調整するうえでとても大事なことです。
しかし根が深く、複雑な場合は余計なことを言わず唯々、緩めます。
その後調整です。
人によっては、緩めてしまえば、逆に原因になっていた感情が噴出してくる場合もあります。
おもしろい心と身体の関係です。
Hさんは、身体も心も素直で、改善される気配がとても速く感じられました。
視力は一度の調整やアサナで治るものではありません。
継続は力なりです。
しかし調整し、個人指導を終えて、帰る時には姿勢と顔が変化しており、目の見え方もとてもクリアになったとおっしゃっていました。
視力回復は、生活全部が関係している事ですから、食、思、姿、行、全てと向き合い整える良いチャンスを頂いたという事なのでしょう。
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