2014.12.16
「じゃりん子チエ」のチエちゃんと云っても解る世代は少ないかしら?
最近は「じゃりん子チエ」は放送出来ないって話が出ていました。
ええっ??驚きです。
チンピラ、やくざが登場するからだそうですけれど…本当かどうかは解りません。
それはそうと、
講演は「さよなら原発、被爆はいやだ、ファシズムまっぴら、弾圧やめろ」という表題で、
紹介文の中にじゃりん子チエの「おばぁはん」のことばが、再録されていたのですが「寒い、ひもじい、もう死にたい、よう覚えときなはれ、不幸はこの順番で来ますのや」…もうみんな来てしまっている感もありますが、という一文が、目に止まりました。
神戸の震災の時のいつまでも救われなかった人達や福島の疎開している方の今の状況と重なって感じられ、印象的で興味を持ちました。
主催団体の事も何の情報もないままの参加でしたが、問題意識は我々と同じ感覚でそれぞれが色々な問題と関わって行動されている状況報告などもあり、知らなかったことの多さに驚きました。
中山さんは議員を経験されましたが、その上で、
『「国家はダメですね」「国」という立場でものを見ると、国民は全て数字なんです。パーセンテージなんですよ、個じゃないんです。』
「選挙の時だけですよ、皆様の声をなんていうのは、」確かにそう思いました。そうだろうと思います。
「自立した個人の協力関係を作るのが良いです」という提案でした。
素晴らしいし確かにそう思いますが今の日本で正しい意味での「個」という物の捉え方が出来る人は本当に少ないだろうともおもいました。
自立した考えを持つ以前に「何が正しい、悪いの判断を数の原理でかたずけることが民主主義だと勘違いしている政治家を選んでいる国民です」
もたれ合わない個の連帯など組めるのかしら?
そんなことを感じながらも、311以後の日本の方向性を危ぶみ何かしら行動を起こしている人たちが集まるという事は意味のある事と捉えました。
上文は11/30のことです。
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