2017.10.10
日中は暑い日も有りますが、いつの間にかツクツクボウシの声が消え、気が付いたら秋です。
先日(9/20過ぎ)宮津に行ったら、赤とんぼが飛び、虫の音(ね)が綺麗に響き渡り、とっても秋の情緒を感じさせてくれました。
都会では季節感が薄らいでいますが、ちょっと郊外へ出ると絵になる景色を見つけられるのが嬉しいです。
田んぼのあぜ道には彼岸花が色鮮やかに咲いています。今年は白い彼岸花を初めてみました。
9月上旬に行った奈良の山すそでは、柿の実が成り、茶店では毬栗(いがぐり)を売っていました。
今年の夏は、花火を楽しみました。
自分の誕生日祝いと称して数少ない空き日に合うツアーを探して「諏訪湖の花火と上高地散策」というツアーに早々と申し込みました。
その日を楽しみに夏を乗り切るとばかり頑張りましたよ。自分で人参ぶら下げて自分を奮い立たせた感がありますがおかげで元気に夏をやり過ごしました。
その前に宮津へ行ったら、たまたま「伊根の花火大会」があるという事で、宇都宮さんの顔効きで「伊根の舟屋」の倉さんのお家にお邪魔させて頂きました。
そこでの大宴会と花火観賞は最高に楽しく、水辺に移る情緒ある花火を楽しみました。
真っ暗な空で炸裂する花火が海面でゆらゆら揺れる様子は何とも言い難い景色です。
花火の時間になる前の海辺の夕暮れはまた素晴らしい色合いで、感動、感動でした。
倉さんは独り暮らしで、焼き物を焼いたり絵を描いたりされている芸術家です。
この日は15,6人ぐらい兵庫、横浜、丹波等々から何組かのご夫婦やらおひとりさんらが集まり、みんな我が家のようなくつろぎようで、昔の田舎暮らしのほのぼの感が素敵な集まりでした。
私たち夫婦が一番よそ者のはずでしたが、我々も遠慮なく飲み食いお喋りと馴染めたのは拘りのない倉さんの人柄と場のおかげと思いました。
日ごろ、マンションの閉鎖空間で暮らしているせいか、どなたかが訪ねてくるというとつい構えてしまう自分があります。
木村はもともと開放的で誰でもいらっしゃいという人だったのですが、私はレッスンの生徒さんを家に呼ぶのにも抵抗がありました。
長年慣らされて、今では生徒さんがいらっしゃるのは当たり前になっていますが、どこか開放的ではない自分に気が付きました。
「拘るな、囚われるな、ひっかかるな」お題目のように生徒さんには言い続けているのに出来ていない私でした。
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