shuhei Blog

AMAPOLA

2016.04.24

この前書いてから10日、毎日書こうと思ってもすぐに日が経ってしまう。

 21日の京都のJEUGIAの講座で、皆に歌いたい曲を訊ねたら、その中に”アマポーラ”という曲があった。
古い曲なのでちょっと驚いたけれど、大好きな曲の一つ、皆で歌えるようにカラオケを作るよと約束してきた。
 どうしてこんな古い曲が、あんな若い人の口をついて出てくるのか不思議に思ったけれど、調べてみると、Once Upon a Time in Americaというロバート・デ・ニーロ主演の映画に使われて有名になったらしい。

 昨日はこの約束を果たすべく朝から奮闘。これが出来上がったらブログに書いたり、ファイルをダウンロードできるようにしようと思っていたけれど、結構時間がかかって、完成は今日の昼過ぎ。カラオケ作成は、ソフトを使うのでそう難しくはないのだけれど手間はかかる。

 まずやることは楽譜を探すこと。最近の曲は持っていないけれど、僕の時代のポピュラーソング、古い曲なら本棚を探せば結構出てくる。
 AMAPOLAは”ひなげしの花”ということらしい。日本語では”ひなげし”、英語では”ポピー”、フランス語では”coquelicot(コクリコ)”、そして…スペイン語では”アマポーラ”だそうな。

 全音の”ポピュラーソングのすべて―1001Popular Songs ”にメロディーだけだけれど入っていた。それをカワイのスコア―メーカーというソフトで、スキャンして楽譜として認識させる。OCRの楽譜版だ。最近のバージョンでは大分精度が上がってきたけれど、まだまだアホな認識をする。歌詞なんかは無茶苦茶。で、ソフトの至らないところは手入力で一つ一つ音符や歌詞を訂正する。

 コードネームは正確にスキャンしてたけれど、これがあまり気に入らない音なので、自分の好みのコードに替え、1ページに納まるよう、そして歌詞が読みやすいように細かい修正を加えて、楽譜は一応完成。次にこのソフトの自動演奏機能というのがあるので、何百種類もある伴奏のリズムから、これも好みのリズムを聞きながら選んで指定する。

 演奏を聴いてまあOKということになると、この演奏をもう一台のPCの”SONOR”というソフトに聴かせてデジタル化する。1台のPC内でやりとりすれば一番ロスや雑音が減るのだろうが、都合で2台に分けて仕事をさせている。そしてこれを .mp3で保存すれば、iphoneに入れて講座会場でラジカセで拡声したり、CDに焼いて聞くこともできる。

 これでカラオケもOKになったけれど、まだ大きな問題が残っている。
 使った楽譜には英語の歌詞がついていたけれど、本来はスペイン語なのでこれを楽譜に反映。これに時間がかかる。niñaとかseráとか英語では出てこないスペルもちょっと手間が増える。それに、講座の中で使うのだから、意味も調べておかないと・・・と、西和小辞典を片手に歌詞の意味を調べる。

 スペイン語を勉強したことはないけれど、ラテンの曲はよく歌ったので馴染みがある。それに、大学時代にとったイタリア語とは近いところがあって、なんとなく動詞の活用形らしいとかの想像ができて、イタリア語よりも楽に解読できた。

ということで、自分用の印刷楽譜に日本語の註をつけてやっと出来上がり。

あ~しんどかった。

Amapola, lindisima amapola,
Será siempre mi alma tuya sola.
Yo te quiero, amada niña mia,
Igual que ama la flor la luz del día.
Amapola, lindisima amapola,
No seas tan ingrata y ámame.
Amapola, amapola
Cómo puedes tú vivir tan sola.

Yo te quiero, amada niña mía.
Igual que ama la flor la luz del día.

Amapola, lindísima amapola,
No seas tan ingrata y ámame.
Amapola, amapola
Cómo puedes tú vivir tan sola

Amapola

それから、Netで拾ってきた訳詩も紹介します。

ひなげしよ、美しきひなげしよ、
いつだって僕の心は君だけのもの。
君が好きだ、僕の愛しい子、
花が昼の陽射しを愛するように。
ひなげしよ、美しきひなげしよ、
嫌な顔をせずに私を愛しておくれ。
ひなげしよ、ひなげしよ
君はどうして一人でいられるのだろうか。

君が好きだ、僕の愛しい子、
花が昼の陽射しを愛するように。

ひなげしよ、美しきひなげしよ、
嫌な顔をせずに私を愛しておくれ。
ひなげしよ、ひなげしよ
君はどうして一人でいられるのだろうか。

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