2014.05.16
4月は半月、北海道に居りました。
北海道が一度に春めく良い季節です。
桜の咲く少し前、山つつじが街路樹で植えられていて一斉に花開き水仙、福寿草、クロッカスと可愛い小さな花たちが、春を待っていたようにいっせいに咲き命の息吹を伝えます。
今年はどうかな?今年は咲くかな?と毎年、地這シャクナゲが咲くのを楽しみにしていた父が、お骨になって家に戻った直後に白い蕾をつけ、初七日が過ぎたころ、白い小さな花を咲かせました。
何年か前に植えていて今年初めて咲いたそうです。
何本か庭にあるシャクナゲの木にはまだ蕾もついていないのに、まるで父がここにいるよと言っているようでした。
父は去年の秋ごろから体調を崩しだし、そのころから、門に係るように植えてあった松の木が枯れ、私が子供のころから家にあったゴムの木やカポック等家の中に置いていた木が次々に枯れてしまったそうです。
植物は気を整えてくれているということが感じられる出来事でした。
松の木やゴムの木たちが体に気を付けるよう警告してくれたのでしょうね。
植物との関わり方が変化しそうな春の不思議でした。
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