(2014.03.14のblogを転記しました)
ふと沖先生の言われた言葉を思い出しました。
《世界は「弱肉強食」ではない、「共存共栄」だ》
この《共存共栄》という言葉とは少し違いますがよく似た意味の《自他共栄》という言葉が講道館の嘉納治五郎の精神、《精力善用 自他共栄》として伝えられていますが、この言葉は私の母校、灘中学校・高等学校の校是でもあったので、とても印象に残ったことです。
灘中学校を設立したのは白鶴酒造白鶴嘉納家の縁戚であり、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎が顧問として参画してその基礎を作ったそうです。そんな経緯でこの精神が校是になり、学校には立派な柔道場があり、「精力善用 自他共栄」と大きく書かれた書が飾られていました。
この言葉を、《沖ヨガ》の中の、《沖先生の言葉》に追加しました。
ちょっと余談ですが灘中・灘高の敷地のすぐ脇を流れる住吉川に沿って北に、山手の方にしばらく歩くと白鶴美術館があり、灘の生徒は無料で入館できたことを憶えています。
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