2014.02.21
ヨガの体験レッスンを受けたHさん。
2日ほどしてから腰が痛くなり、どうしたら良いですかとの相談。
春先は、頭蓋骨から始まり、肩甲骨、骨盤と順に開いていく時期です。
ヨガをして、身体を緩めて骨盤が動き出したようですが、
歪みなく動けばそのようなことは無い筈と思い、教室に来てもらいました。
体を見ると、骨盤の歪みというよりは、腰が捻じれている様子。
坐骨神経にも痛みが出だしていました。
外で仕事をしている彼女の腰は、骨盤が開きだした矢先のあの大雪をもたらした寒波で驚いて片締まりした様子でした。
冷えの急所を触ってみるとすべてに反応があり、
この腰痛は冷えが原因と判断し、アイロン療法を試みました。
最初に、背中全体に、バスタオルを当てて、
ウールの温度設定で、アイロンをかけます。
アイロンは決して一か所で留まらないよう、ずーっと動かし続けます。
背中全体が温かくなると本人は気持ちよく、気分が緩んでいきます。
痛みで緊張していた体と心を緩めればそれで自然治癒力は回復されてきます。
その後、腎臓、内腿、足の内くるぶし、足の甲にアイロンを滑らせ、
最後にもう一度腎臓を温め、いよいよ腰椎3番に刺激を入れました。
そこで、ポキッと入りました。
それで一件落着、痛みは消え、立って歩けるようになりました。
「エーー、治ったんですね?」「痛くない!!」
信じられない感じの彼女でしたが、
腰痛は、温めると楽になることが多いです。
最初に原因をみつけることも大事なことです。
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