2014.08.05
渡辺和子さんの「おかれた場所で咲きなさい」の本の事を8月号のヨガしましょうの中に書きました。
それを読んだ生徒さんが本を持ってきてくれました。
私は「面倒だからする」という同著者の本を読んでいましたが、どちらも読んでいて、腑に落ちる言葉ばかりで、内容も日々の生活の中の経験を通して書かれているので解りやすいものです。
長年、「人間を人格に育てる」という教える立場に居られた方だけに内容に説得力が有りました。
「丁寧に生きる、両手で頂く」という内容の部分に心惹かれました。
丁寧に毎日を生きていたら、歳を重ねて行く事に不足ではなく、価値を自分で作り出して行けるのだと、歳を取ることへのちょっとした不安を払拭出来そうな気がしました。
我が相方が90才まで現役と宣言をした時にえら~!!と思いました。
私は60才までのビジョンしか持てていなかった頃の話です。
40代後半の頃には60才も90才もまだ先の事として捉えていましたので、90才というのはとっても遠い未来形だったわけです。
しかし、今は60才も半分に近いほど通り過ぎ、それでもその頃と変わらぬ心で暮らしている今、
別に年に制限を加える必要もないと感じていた時期にこの「丁寧に生きる」という言葉が自分の何かにひっかかりました。
何歳で終わるか解りもしない命。
毎日を「最後心で生きる」ヨガの教えと一緒です。
真理はみな一緒なのですね。
どの言葉がその人に解りやすいか、どの出来事、行動がその人の琴線に触れるか。
人も本も出会いは多いほど良いですね。
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