思いのまんま

思いのまんま 2015

2015年 1月号 (No.184)

私が一番になりたいと思うとき
自分の外に表れた価値を見ている

私の存在価値は私の中にあり
その価値を量ることはできない

笑っているから豊かとはいえない
怒っているからそれが少ないのでもない

人の豊かさはどこにあるのか
自分のそれをどう見つけるか

自分が存在することに値打ちがある
そう思える足がかりはどこ?

顔に出ていなくても
その人の中にある

生きざまに表れていなくても
誰にでもある

誰もがその中で豊かさに満たされている
それなのに世の中は不幸だ

貧相な生命などない
自身の中のそれを見れば豊かさに気づく

見るものが自分に反映される
なのにそれを見ない

金や損得や善悪を見て不幸になる
豊かさに価値はない、善も悪もない

だだ存在の在り方なのだ
そのままが豊かな存在なのだ

生きていることが豊かということだ

2015年 2月号 (No.185)

すごいやつがいる 目立つやつがいる
うらやむな やっかむな

迷惑なやつ うっといやつがいる
いやがるな 腹を立てるな 

持って生まれた 人それぞれの役割

そのとき そこで そのまんま
やれることを精いっぱい

どうころんでも
今を生きるしかない

2015年 3月号 (No.186)

寒い
早く帰りたい

雪まじりの雨
傘もない

僕の仕事じゃないのに
・・・・・・

ふと気づくと
僕はここ

そうだった ここが居場所
他のどこにも僕はいない

ホッと力が抜け
お腹の中が温かい

反芻(はんすう)しよう
ここが温かい居場所

いつも思うのに
すぐに忘れる

前を寄り添って歩く若いふたり
雨も寒さも他所(よそ)ごと

そこが居場所だもの

2015年 4月号 (No.187)

新大阪駅
出発を待つ窓の外のホーム

笑っている子供たちとお母さん
どちらも10人くらい

小学生と中学生
旅行中らしい

丸くなって手を重ねて
生き生き盛り上がっている

お母さん達も
楽しく盛り上がっている

でも子供たちとはちがう 
笑っているのは胸から上

子供達は全部が笑っている
顔も胸もお腹も脚も

2015年 5月号 (No.188)

肉を700g食べて衰えを遅らせる?
あれもこれもとサプリをあさる?

身体が枯れるのはあたりまえ
次世代を生かすためのシステムだ

体は衰えるが
歳とともに伸びるものがある

神経回路は発達する
人間に与えられた能力だ

もののとらえ方考え方が深化する
真実を見極め 真理を把握する

歳をとらないとできないことをしよう

できることをしないであがくか
若さにしがみついて何をする

歳と共に心が豊かになるなら
長く生きる値打ちがある

あさましい心なら長く生きたくはない
根本を間違えるからボケになる

ないものねだりを止めろ
与えられたものを生かせ

2015年 6月号 (No.189)

喜びたい
喜んでいたいから生きる

(あぶく)の喜びを
日々求める

心が動き
泉の底に生じる(あぶく)

プクプクと
浮かび上がってはじけ消える

アブクも花火も その場限り

アブクにしがみつく
僕たちの喜び

泉の底には
喜びが無尽蔵にあるのに

2015年 7月号 (No.190)

欲望ではなく
執着が問題

掴んで”離さない心”
それとも“離せない心”か

膠着して力を抜けず
掴む握力が自らを縛る

離せない自分に気づかず
縛られている自分にも気づかない

執着している自分が見えれば
離せるかもしれない

心が自由になるかもしれない

2015年 8月号 (No.191)

一生懸命が美しい
その瞬間が美しい

常識をはずし
価値を見ず

好きか嫌いか
美しいか醜いか

すごいことを遺す?
それとも
すごい生き方をする?

そんな問題ではない

誰が認めなくても
私は美しい

そんな呼吸がすごい
そんな一生懸命が美しい

2015年 9月号 (No.192)

いやそうな表情の年寄り
姿勢が表情そのまま

いやそうな表情のスラリとした女性
将来の姿勢を観た気がした

今度は自転車の若い女性
姿勢がつぶれている
そのうち表情がつぶれるかも

2015年 10月号 (No.193)

つい観ている
姿勢や歩き方

呼吸を観る
見えないところを観る

そして気づくと
批判している

人の振り見てわが振り直す
つもりだったのに

批判を願いに変えたい
願ってる自分でいたい

2015年 11月号 (No.194)

見るまま 聞くまま 触れるまま
そこに言葉はない ただ感じる

識別が起こり
感じがカタマリになる

そのカタマリと生きるエネルギーが
行動を生む

識別がない
そんな行動がしたい

神の懐にいだかれ
その声に曳かれる

あたたかく気持ちよく
識別不要 ただ感じる

生命の声に曳かれ
神と共に生きる

2015年 12月号 (No.195)

生きている

見えないけれど 感じている
素粒子の振動のよう

停止は死
完成はない

悟りにも覚醒にも
生に完成はない

価値には完成がある
到達がある

完成はずん止まり
崖っ淵かもしれない

どこまで求めても色褪せず
いつまでも憧れに惹かれる

生きている

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