2013年-01月 (No.160)
笑っている時
息を吸って楽しんでいる時
息を吐いて喜んでいる時
足の裏が地面を楽しんでいる時
ほめられて喜んでいる時
食べ物を喜んでいる時
自分の笑顔を楽しんでいる時
喜ばせて喜んでいる時
音楽を楽しんでいる時
喜んで楽しんで
幸せの総量は?
起きている時間の半分ある?
2013年-02月 (No.161)
西村滋さんは自分のことを
“金のかかっていない頭” という
その点僕はけっこうかかっている
中高、大学も私学
音楽で金を食って
いやほど本を買って積んで
いっぱい いっぱい
親から持たせてもらって
その知識で稼いで暮らして
条件反射のように答えを出す
テレビでやっていた
堂々めぐりの認知症
朝から晩まで椅子に座り
ぶつぶつと空回りの言葉を吐く
僕の頭もほぼ認知症
ぐるぐる回しているだけ
ほぼにん・・・ 今年の流行語にどうかな
2013年-03月 (No.162)
植物はすごい
土から泥から
花を咲かせ実をつける
創造する
動物も生きるけれど
消費するだけ
いや、きっと何かを創造している
人間も同じに違いない
何も創造しないなら
俺は糞便製造機
2013年-04月 (No.163)
今ここにいる
どこから来たのか
どこに行くのか
なにも知らないけれど
味わっているこの存在
だだ在るだけ
ほかになにもない
味わっているのはだれ
つくっているのはだれ
痛み 苦しみ 喜び
だれがつくった
2013年-05月 (No.164)
声がよう出てなんぼのもん
きれいに出てなんぼ
うまく歌えてなんぼ
金儲けてなんぼ
飯食って寝て生きて
なんぼの値打ち
金が儲からんでも幸せか
外からは測れん
喜んでるか
好きな声出してるか
好きに生きてるか
2013年-06月 (No.165)
声が出るように 呼吸を変える
それが木村式のヴォイストレーニング
でもそれだけじゃない
声が変化するってセンセーショナル
きっとそのはず
声を通して生きる根本を考える
表現を変える 世界を変える
私が変わる あなたが変わる
与え合う 包み合う
開放 和合
声で世界が変わる
変わって欲しい
2013年-07月 (No.166)
欲しいと思ったら とまらない
心がそこから離れない
だめと言われたら ますます欲しい
泣いてわめいて 思いを通す2歳児
60歳でも変わらない人間の悲劇
一度思ったら 心を離せない
筋肉と同じ 瞬発力も持久力も必要
心を凝らして 目標を実現する
でもそこから心を離すこと
これがいつでもできるか
それが長く生きた人の値打ち
2013年-08月 (No.167)
人は自分の思う世界に住む
怒りの炎の中 雹の降る荒野
それとも 暖かい海の懐
神に抱かれて生きる
世界の創り主は自分
いずれ悟るのではない
あるのは今 あるのはここ
自分に内在している
無から有は生じない
悟りはここ 今ここに
2013年-09月 (No.168)
心は道具 体も道具
錆を取って磨いて研ぐ
生まれて死ぬその間際まで
ずっと一緒
道具に振り回され 欲を満たすか
喜びを生むのに 道具を使うか
ふらふらざわざわ考えをやめ
何をするのか生命に訊く
ただ それを実行する
ただ 今を全うする
そんな道具と仲良くくらす
2013年-10月 (No.169)
心は道具 体も道具
使わないと弱る
歳を取って 姿勢が崩れ
喜びがなくなる
それは困る
ああだこうだと毎日思うのに
ボケる
欲はあるのに
あきらめ上手になる
それはだめ
姿勢は身構えと心構え
構えは生きざま
構えて 意識して
決めて やる
いくつになっても同じ
今していないことをする
弱いところを使う
2013年-11月 (No.170)
老いる不安
出来なくなる恐怖
迷惑をかける
変化はマイナス
両親のその心
今は少し理解できる
生老病死は苦でなかった
感じなかった
お釈迦様はそれをわかって
29歳で出家
若い時になぜわかる
そんなことが
やっぱりお釈迦様だからか
2013年-12月 (No.171)
寛容は待つ
寛容は許す
寛容は耐える
寛容は優しい
寛容は夢が大きい
寛容は空腹も平気
おしっこだって平気
和らいで笑っていられる
我慢は目いっぱい
寛容は余裕
→ 思いのまんま集
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