2016.04.06
春です
今年も九州の娘から、筍が届きました。
筍ご飯、若筍煮、メンマ、青椒肉絲、色々楽しんでいます。
桜も見に行きました。家の近くの幼稚園の桜は毎年見事な花を咲かせ楽しませてくれます。
何でもない日常の中での季節の変化は生活と心に今年も変わらず元気でいられることの喜びを再認識させてくれます。
93歳の義母はお出かけの度に、「これが最後かもしれない」「嬉しかったわ」が口癖です。
美容室の人に「生きていたらまた来てください」と挨拶されびっくりしてしまった私を二人で笑って「生きていたらまた来ます」という挨拶がもう何年も続いているとか。
「何事も最後心で生きよ!」というヨガの教えは納得しているのですが、中々日常の中ではこれが最後かもという風には考えていない自分のように思います。
今日は北海道から連れてきた母親を車椅子で花見に連れて出て、あと何回この桜を見せられるかな?なんて思ってしまった春でした。
二人の母親たちは「順番だし、いつお迎えが来ても良い」と云いますが、どの程度自分の「死」というものと向き合っているのか図り様もありません、しかし生きている今日という日を喜んで、楽しんで、生きてほしいと願います。
自分もそうありたいと、それがイノチへの感謝心だと感じている春です。

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