2013.04.08
去年の11月から、声のサイトをと立ち上げたのですが、沖ヨガのことばかり書いていました。トータル ライフ デザインのサイトも立ち上げるつもりで準備しています。沖ヨガのことはそちらに移すかもしれません。こちらのサイトでは、これからは声について書けたらいいなと思っています。読んで疑問や質問のある方はどうぞコメントしてください。
さて、ここからは声の話です。
私にとって、声は単に言葉の媒体というだけではなく、その人の書いたものを読んだり、その人の表情を見る以上にその人を感じることのできるモノです。
何を食べたいかとか、何を嫌がっているのか、というようなことがわかるわけではありませんが、表情から何かがわかるように、声からその人が伝わって来ます。そして、声の指導をしていると、まるで声が見えているように感じます。
見ているのは声ではなく、気の流れや、力の込め方なのかもしれませんが、その見えているものの滞りをなくし、より大きな流れに変えていくといつの間にか伸びのびとした声が勝手に出てきます。「いい感じだな」とか「とげとげしているな」と、感じるその上に、「もうちょっと思いが落ち着くといいな」とか、「そのためには呼吸がもうちょっとお腹に収まるといいな」という風にも聞いています。
なにしろ、呼吸がそのまま伝わってくるので、呼吸の調った声を聞いているのはとても気持ちがいいのですが、調っていない声を聞くのはとてもつらく感じます。
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