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ナチュラル ヴォイス ヨガ -8


   重力にまかせる-2   2011年5月号


 体に無理をかけず心も体も調った生活をするためには正しい姿勢を維持することが大切です。そしてその要になるのは文字通り、腰(体の要)です。

 気が下がり、高い腹圧を維持することが大切ですが、腰の力が緩むと緊張が上がり体も心も安定した状態を維持できません。腰椎下部に力がこもり、骨盤の上に正しく上体が乗り、色々な動きに対していつもその安定を維持しているように働く体作りが必要です。

 ただ立っているだけの時に姿勢を自分で評価するのは難しいのですが、動きの一コマのように静止してみるとよくわかります。歩いているときのように片足を前に出したときのことを考えてみましょう。

 図は右足を前に出したときの姿勢ですが、このときにも上体が正しく骨盤に乗って安定した状態になっていることが大切です。
 この姿勢のとき、前の足は骨盤の下側を前に引っ張り(骨盤を後ろに倒す働き)、後ろの足は後ろに引っ張り(骨盤を前に倒す働き)ます。

 足を反対にすればその反対に力がかかります。歩いているときにはいつもこのような拮抗が生じているので、骨盤の前後の正しい角度を維持する働きが高まります。

しかし、腰の左右の力にアンバランスがあると左右の使い方、姿勢に違いが現れます。この違いを正すことで、左右のアンバランスだけではなく、骨盤の前後に倒れる角度も上体を安定させる角度にすることができます。

 脚の筋力や股関節の可動性とも関連していますが、要になる腰の下部に力がこもって、骨盤と上体をしっかりと結びつけていないと体幹が前傾したり、骨盤が左足に引っ張られて左に捻じれます。

歩く時でいえば、足を交互に出すたびに出す足と反対側に骨盤が引っ張られることになります。上体は正面を向くように保とうとしますから、その捻じれを腰椎3番が受けて上体が正面を向くことになります。

腰を捩じるのが悪いわけではありませんが、普通に歩いているときに正姿勢を維持するという観点で見れば力のポイントはもっと下の腰椎5番に移っていなと体を安定させることはできません。 また、大きく体を動かしていない平常時に安定できなければそれ以上の事態には心も体も安定して対応できるわけがありません。この意味でナンバ歩きはとても大切です。

 上体を安定した状態に保つためには、交互に足を出すたびに上体が引っ張られて傾いたり捻じれたりしないように左右の筋肉が交互に骨盤を支えるように働きます。これが腰が入って動作するということです。
 それではこの姿勢を使って調整をしてみましょう。

重力にまかせる2

 足を腰幅の倍くらいに開いて立つ。
 右足先を正面に対して90度右に開き、左足は正面よりも少し内に向ける。

 合掌した手を上に伸ばし、吐く息で右を向き、お臍をまっすぐに足先の向いている方向に向ける。このとき両足とも膝をしっかりと伸ばし、前足の親指と後足の踵をしっかりと床につけます。膝を緩めないとお臍が右に90度回らない人は、最初の足の開きを少し小さくして膝を伸ばします。

 息を吸って手と胸を十分に上に伸ばす。(これだけでも腰がきつい方がおられるかも・・・)このときにお臍が戻って他所を向かないように、左の腰を入れ、右の鼠蹊部を引いて真直ぐに足先の方向に向けます。

 これだけでずいぶん調った状態になります。。これを左右ともきっちりと出来ることが腰を使う基礎になります。 
この応用編は来月号で。

 難しいポーズができることよりも、このように正しい体の使い方を身につけることを優先的にやることが大切です。


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