自分らしく生きる生き方そのものが人を健康にする

周平の沖ヨガ読本(4)

周平の沖ヨガ読本(4)



 - 感知力 2 -   2013年1月号(No.160)

 私たちが生命を維持している活動のほんどは、生命自身がやってくれています。頭で考えようが考えまいが知らず知らず生き、生かされています。

でも意識的に生きる場では、常に何らかの判断をして行動の選択をしなければなりません。

今右に行くのがいいのか左に行くのがいいのか、人参さんを食べるのがいいのか、大根さんを食べるのがいいのか、常に頭を使い、今までの経験に照らしてその選択を迫られます。

 あちらを選べばああなり、こちらを選べばこうなると、ここでは確かに経験というものが役に立ちます。これだけでも選択に迷うのですが、しかし、その自分の経験は限られたものですから、全てを自分の経験に照らすことはできません。結果の予測できないことが多く出てきます。

 また、何となく行動していることもありますが、そのときの選択は、自分の習慣によってでてきた《身に付いた癖》によることが多くなります。

 私たちがよりよい判断をしてそれに従って行動したいと考えてはいても、好み、癖、楽な方と、その場限りの、あいまいでいいかげんな基準によって行動していることが多いのではないでしょうか。

 でもその行動の総合集積としての現在があるのですから、今の自分の人生の何かを変化させたいと考えるなら、その行動基準を変えなければなりません。

  ただ、頭の持つ判断力は、損得やかけ引きなどの計算ずくには強いですが、人生の喜びや豊かさについてはとても無知で幼稚です。

そして自分が判断できないからと他人の頭を借りれば、その人は結果に責任を持ってはくれませんし、ままよと賽(さい)を振って決めるのはあまりにも無謀です。

 それでは、自分の頭にも他人の頭にも頼らず、真に豊かな人生を送りたいと思う時、どうすればよりよい回答を得られるでしょうか。

 このような答えは、自ら意図的に探すのではなく、その答えが得られるのを待つ「おまかせ」や「神だのみ」のやりかたが考えられます。

いつも発信されている情報に対してチャンネルを合わせ受け入れ態勢になるということです。

  「もう食べないでください」とか、「それ以上言うなよ」、と生命が教えてくれる時、舌をかんだり唇をかんだりして教え止めてくれるとか、どちらかの足ばかりを怪我をして、生き方か食べ方か、それとも他の何か間違いを教えてくれるとか、生命の側から積極的に教えてくれることがあるということは誰もが経験していることでしょう。

 沖ヨガ道場でやっている、国清式の無塩食排毒セミナーでの飲み物や食べ物の選び方をやってみれば、これも生命が教えてくれているということは明確に分かります。

 生命は潜在意識を通じて、自分の積んできた経験、古代からの人類が積んできた経験や智恵、その他の英知を使って判断してくれているのです。

これ以上食べることは命によくありませんと言って舌を噛んで叱り教えてくれているのです。でもこのような教えをいつも無視していると教えに気付かないようになってしまいます。

 ですから、いつもその教えを受け入れることのできる状態を作っていくことが必要になります。受け身のようではありますが、そうではありません。積極的にその状態に心身を任せていくのです。

 沖先生は、《冥想とは広く深く感じることだ》、《冥想のできる心身を作りなさい》、と教えられましたが、瞑想をする、神様に祈る、などは自分の頭の判断に頼らず、生命自身の智恵に任せて生きようとすることです。そしてここで一番大切なことは、生命からの教えを感じたり聞いたりするためには心身が和らいでいる必要があるということです。

 心身が和らいでいると、腹も立ちにくいし、不要な欲にも支配されにくくなります。

心身の硬い使い方が今の心を好ましくないものにし、また、せっかく教えてくれている自分の歩むべき道の指針を聞こえなくしているのです。

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